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学校現場における ipad 管理
複数台のipad を学校現場で管理するための覚書
・iPad の台数を増やせばいいというもんじゃない。
・iTune を利用して管理できる機器は,合計10台まで。PCを含むため,管理対象となるipad の台数は減少する。担当教員が自分のノートパソコンにiTuneを入れてiPad を管理することが多いため,気がつけば管理できる iPad が一台も無いという笑えない話もある。結局,個人利用レベルで,iPadを管理しようとすることは無理なのだ。
・授業での iPad 利用は,ほぼ無法地帯となる。教員の指示に従えない生徒も多い。勝手に動画を見たり,音楽を鳴らしたり,撮影した動画・写真をネットにアップしたりと目茶苦茶になる。
・生徒の iPhone 所有率も高く操作性が共通していることが災いする。壁紙の変更,ネットワークの切り替え,パスワードが勝手に変更されたりする。管理上の手間は増えるばかりだ。
・設定を変えられない状況が必須。必要とするソフト以外は使えない状況が一番。
・付属や研究指定校などを除いて一般の学校では,iPad 購入はできても,iPad管理には予算がない。モバイルデバイスを管理するソフトは,Mobile Device Management (MDM)ソフトと言われるが,市販のものは高額であり,予算が乏しい現場で採用することはまず不可能。
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