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 iPad の wifi 設定には,プロキシの例外を入力する機能がない。このため,学校のネットワークで利用するためには,プロキシ自動構成ファイルを読み込ませる必要がある。学校独自の設定が必要なため,プロキシ自動構成ファイル(proxy.pac)を学校独自に準備しなければならない。そして proxy.pac は,webサイト上に設置する必要があるため,学内にweb サーバを設置する必要も生じてくる。幸い,OS X Server には Web サイト機能があるので,これを利用することにした。OS X Server の Web サイトを選択し右上のスライドスイッチを入にする。

 

 proxy.pac ファイルを作成する。対象となるファイル名は,

 

 /Library/Server/Web/Data/Sites/Default/proxy.pac である。

 

このファイルをMac の(アプリケーション>ユーティリティの中にある)ターミナルを起動して作成・編集する。具体的には,次のコマンドを入力(要:管理パスワード)。

 

sudo vi /Library/Server/Web/Data/Sites/Default/proxy.pac

 

   function FindProxyForURL(url, host)

   {

     if (shExpMatch(host,”xxx.xxxx.ed.jp")

         || isPlainHostName(host)

         || shExpMatch(host,"172.16.*")

         || shExpMatch(host,"10.*")

         || shExpMatch(host,”xxxxx.local"))

       return "DIRECT";

     else

       return "PROXY xxxxx.xxx.ed.jp:12080";

   }

 

   vi の使用方法は,ネット上で確認。※保存して終了は :wq

   上記のxxxxx部分は,部外秘のため伏せ字とする。

 

 次に,Web サーバの MIME タイプとして,

プロキシ自動設定ファイルの拡張子である.pac に対して,

application/x-ns-proxy-autoconfig  を設定する。

具体的には,httpd.conf ファイルに AddType を記述することになる。

対象となるファイルは,

 

   /Library/Server/Web/Config/Apache2/httpd_server_app.conf

 

 ターミナルを起動して,以下に示す部分に次の1行を追加する。

 

   Addtype application/x-ns-proxy-autoconfig .pac

 

 設定ファイルの一部に追加する。

 

 

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